こんにちは。
30歳までなんにも考えず、のらりくらりやってきて「ヤバイ」と思っている人へ。今ならまだ間に合うということを伝えたいです。
私は、26歳で結婚し娘2人に恵まれ、家も建ててから30歳でやっと「ヤバイ」と気づきました。そして、地元である東北地方のど田舎を飛び出してきた人間です。
しかも、妻と子供を実家に置いて、無職になってから東京にきました。
正直、周りから見たら「あいつアホやろ」と思われていたと思いますし、同時に妻もそんな生活を送っていることを、まわりからアホと思われていただろうと思います。
とまあ、私や妻がアホと言われていただろう話は置いておいて。。。
私が「ヤバイ」と思った3つのことを話そうと思います。
1.自分が勤めていた業界がヤバイ
私は、東北地方の地元にある結婚式場に勤務していました。地元ではそれなりに有名で大きい式場でした。
給料もそんなに悪くなかったです。
でも、私が新卒で入ったときの結婚式の売上を100%とすると、約8年後の退職するときには50%になっていました。
あと35年勤めるには、あまりにも「ヤバイ」ですよね。。
おまんま食えなくなっちゃうよ。。
株式会社エスクリ
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/21960/fe4fe28f/2d15/46ca/b0d5/a2421aa48509/140120150130015140.pdf
平成27年3月期 第3四半期決算説明資料より
2.人口減少のスピードが全国でもトップクラス
詳しい資料は載せないし、前に統計資料読んだときの記憶だけの話になるから間違っていたらごめんなさい。
私の地元の人口減少率は全国でもかなり高い。たしかトップ5には入っていたきがする。
ちなみに、人口の変動率は2つの軸からなります。田舎にいる人は覚えておくといいかもです!
・自然増減
・社会増減
この2つ。
▼自然増減
出生や死亡などによる変動のこと
▼社会増減
転入や転出などの移動でおこる変動のこと
総務省統計局
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2018np/index.html
人口推計(2018年(平成30年)10月1日現在)
‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐
私の地元はこの2つの軸がどちらも常に高い状態でした。
自然増減だけならまだしも、社会増減での減少も大きいということは転出している人が多いということです。
私みたいに。。
転出をする人たちは高齢者よりも若い人のほうが多いのは、なんとなく想像できると思います。これがいかに「ヤバイ」かわかりますか?
若い人がいない → 子供も生まれない → 人口増えない → 市場がさらに縮小
地元の会社に勤めて、そんな状況になる可能性が高いことを想像していくと地元にいるのが怖くなりました。
その状況をなんとかしようと行動するほど、大義に生きがいを感じるタイプの人間ではなかったので、田舎での生活を捨てる決意をしました。
3.サービス業の人間にスキルは身につかない
結婚式場での仕事はほとんどがアナログです。結婚式場というより田舎のサービス業はアナログ比率はとても高いと思います。
披露宴会場では料理出しや、受付業務、ウェディングプランナーなどが仕事の中心でした。場所や部署にもよりますが、私の勤めていた部署の仕事は、代替えが容易に効く仕事でした。
サービス業の仕事は、正直スキルなんていらないです。
最低限、受け答えができればなんとかなる仕事です。サービスの質は人によって違いはありますが、基本誰でも出来ます。
クレームにならないように対応して、無難にやり過ごす仕事の仕方なら難しくないです。でも、逆を言えば、難しくない仕事だからスキルがつきません。
8年勤めて思うのは、サービス業ほど「飼い殺される」仕事はないと思います。
サービス業に長く、それこそ10年以上も勤めたら異業種への転職もハードルが高くなりがちです。サービス業から事務の仕事に行くのですらハードルが高いです。その理由は、サービス業をしている人はパソコンもろくに使えない人が多いから。
※そうじゃない人もいるけど、多くの人はあてはまるかと。
サービス業の転職先はサービス業。
良くて、営業とかかな。あと介護職とか。
本当にそのくらいできる仕事が限られてきます。
これってかなり「ヤバイ」と思いました。
スキルが無いと会社に依存しないと生きていけません。
もし、今の会社が無くなったら自分に何が残るだろうと考えたら、次に活かせることは本当に何もなかったです。
そう思ってから行動はとても早かったです。
とにかく行動しなきゃ!その一心でした。
妻を説得し、いつかこっちに呼ぶからと約束しました。
それが、30歳になった年でした。
それから、2年が経ち、私は32歳になりました。ありがたいことに、会社や運が味方してくれ、2019年3月に妻と子供をこっちに呼ぶことができました。
でも「ヤバイ」と思ったから、今の自分がいるのは確かで、あの時に行動しなければ「ヤバイ」状況に一生身を置くことになっていたと思います。
最後に
田舎の愚痴みたいに書いてきましたが、最終的に何が言いたいかというと
「ヤバイ」と思ったらすぐに行動したほうがいいと言うこと。
以前の私のように、田舎にいていいのかな?この環境のままでいいのかな?って思ったならぜひ行動してほしいです。
行動することで、きっと道は開けると思いますし危機感をもった人の行動は、都会でも一目を置かれることは結構あります。
「ヤバイ」と思ったその瞬間が行動する一番ベストなタイミングだと思うので、臆することなく、後悔しないように行動してほしいと願います。
仮に失敗しても、実家に帰ればいいだけです!笑
ちなみに私はできちゃった結婚で、ポンポンと2人の娘に恵まれたおかげで、貯金は全くありませんでした。。貯金が無いまま妻と娘2人を実家において無職で東京行くって今考えたら本当に頭おかしいですよ。。
でも正直なんとかなります!笑
覚悟を持って都会でチャレンジするなら、きっと上手く行くはずです。
私の体感でも、田舎よりチャンスはいっぱいありますしね!
そのチャンスを上手くつかめた詳細もこれから、情報提供できればと思いますので、また読んでもらえたら嬉しいです。
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