苦労は買ってでもしろ。という言葉があるがこれは本当だと田舎から東京に出てきて感じます。
社会人になって10年。
新卒から8年は地元でサービス業に勤めながら、のらりくらり仕事をして、苦労という苦労はなく生きてきました。
転職する際に、面接で苦労した事は何ですか?と聞かれることがありましたが、社会人になってからの苦労エピソードはありませんでした。
中身のない人になりたくないから東京へ
社会人を8年もして、苦労したエピソードが無いといのは、言い換えると「中身がない人生を過ごしていた」ということです。このままじゃきっとダメな大人になると本能的に思いたち、環境も仕事も変えて修行するぞ!というそんな気持ちでした。
『苦労をしたい』
その願いは東京に来てから一瞬で叶いました。しかも、結構なボリュームで。
地元でサービス業しかしてこなかった私は、基本的なビジネススキルもなく、30歳で新卒レベルの人間でした。でも、周りからしたらそんなことは関係なく、仕事を依頼してきます。
スキルの無い私は、その依頼をやりきることはできませんでした。
情けなくて、恥ずかしくて、しんどくて、つらかったです。仕事でつらくて泣いたのは、人生で初めてでした。それほど今回、環境を変えたインパクトは大きかったです。
それと30代で転職すると、若い人と違って手取り足取り教えてもらえる環境は揃いにくいです。自分でなんとかするしかないし、アクションしなきゃ道は開きません。
そんな事は東京に来る前からわかっていて、その覚悟は持っていたつもりでしたが、想像以上につらかったです。
東京のビジネスマンが普通に通る道を、10年遅れて通るのは大変だ。
ちなみに今の会社は、メンバーもみんな若く、ほとんどが年下ですが、私が今、通っている『苦労の道』を、若くして進んでいます。
※苦労だと思ってないかもしれないが、、
このメンバーが、私と同じ年になる頃にはとんでもないビジネスマンになっているのは間違いないし、そんな若くして大変な道を進むメンバーを私は心の底から尊敬している。だからみんなに追いつきたいし、頼られる存在にもなりたい。
今の私のスペックと仕事の内容は正直、マッチしてないかもしれない。
でも『マッチさせに行くしかない』です。そうしなきゃ成長できないんだから。
私自身、そういう環境を望んで東京に来たし大変だからと言って逃げるつもりもないです。もちろん、辛いだけじゃなく楽しい事もたくさんある。できない事が出来るようになるのは素直に嬉しいです。
苦労を感じれていることは幸せな事だと思う。
『苦労』してない人は幸せだ。なんて言う人もいるかもしれませんが、決してそんなことはないと私は思います。
これは私の持論ですが『苦労してない人には人は集まらない』からです。
これは私にも言えることですが、、、楽して生きてきた人って重みがありません。そんな重みが無い軽い人に、困った時に相談したりしますか?あまり相談する気にならないですよね。だから苦労していない人には人が集まらないのです。
重みのある人とは?
これは重力をわかりやすく図にしてるものを引用しましたが、人間でも同じです。重みのある人には人が集まります。上の図のように。これはもう自然の摂理だと思います。
人が集まるって事は、尊敬や信頼があります。経験ある人もいると思いますが、自分が到底経験できないような事を経験してる人ってそれだけで『すげー!』ってなるし尊敬しますよね?まさにそんな感じです。
私が、その領域に行くにはまだまだ時間がかかりそうです。
でも、これからの人生は、苦労を受け入れて生きていく覚悟はできてるし、色々経験を積んで重みのある人になりたいと思います。
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