未経験でIT業界に転職するのは難しい…
そう思っている方も多いと思います。でも実際はそんなことはなく、伸び盛りのIT業界への転職はポイントさえ押さえれば転職は可能です。
今回はサービス業から未経験でIT業界に転職した私の例を踏まえてお話いたします。
IT業界はまだまだ売り手市場なので入り口が広い今がチャンス
IT業界は非常に好調なので転職市場としてもまだまだ売り手市場です。
求人数も多く、未経験での募集も多くあるのが特徴です。年収ベースも他業界と比較しても高い傾向にあります。一方で、常態的に人手不足でもありブラックな印象や長時間労働といった口コミもあり一部企業では働く環境が整っていないところもあるようです。
IT業界は大きく分けると4つに分類される
一言にIT業界と言っても幅が広く、どの業種に転職するかによって身につくスキルや求められることも変わってきます。ちなみにIT業界は大きくは4つに分類できます。「インターネット・Web業界」「情報処理サービス業界」「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」の4つです。私はこの中でも比較的入りやすいインターネット・Web業界に入りました。
私が未経験でIT業界へ転職を成功させた3つのポイント
1.年収を下げた
ポイント1つ目は、年収をさげたことです。30歳スキル無しでIT業界に乗り込むには、年収を上げながらの転職は諦めたほうが良いです。新しい業界なので、年功序列制度が無いところが多く、30歳だろうが新卒並みの給料で雇用されることは日常茶飯事。その分、実力を上げれば年収を上げやすいのも特徴です。
ちなみに、私は田舎のサービス業に勤めていましたが、そのエリアでは有名な結婚式場に勤務していました。田舎の割には結構給料も良く、転職する前の年収でだいたい360〜380万円くらいはありました。
30歳でこの金額は都会だと低いですが、田舎の同年代と比べると良い方でしたね。そこからIT業界に入ったときの1年目は330万円くらいまで落ちました。嫁と子どもを置いて東京に出てきた私には決して高い給料ではありませんでしたが、背に腹は代えられなかったので、思い切って飛び込みました。
2.ベンチャー企業を狙う
ポイントの2つ目はベンチャー企業を狙うことです。理由は簡単です。スキルもあり、学歴もあり、実績もある人材がどんどん大手企業に入るなら、真逆のなんのスキルも実績も無いは私が入れるわけがありません。受けるだけ時間の無駄です。
そう思っていた私は、ベンチャー企業でかつ、未経験で募集をかけている企業に絞って転職活動をしました。拡大フェーズの企業も多くあり、特に東京は日本のIT系企業の4割が集まっているエリアなので求人も多いです。それに加えベンチャー企業は昇進も早いことが多く、入社して1〜2年くらいで管理職になることも珍しくなく、マネジメント経験も早く経験できるのも特徴の1つですね。
3.ITの中でも伸びている業界を狙おう
先程、IT業界は4つに分けられる話をしました。私はその中で「インターネット・Web業界」を選んだのですが、その理由は業界の伸び幅がとても大きかったからからです。私が田舎で勤めていたサービス業界の伸び幅は小さく、むしろ低下している状況でした。しかしインターネット業界は、スマートフォンの普及に合わせ大きく伸び、これからもしばらくは伸び続ける業界です。
伸びる業界にいれば、その中で働くだけで自分の市場価値は勝手に上がります。市場価値が上がれば、それに合わせて給料も上がっていきますので、どの業界に自分のポジションを置くかで大きく変わりますので、仕事をする業界はしっかり選びましょう。
未経験でのIT業界に転職するなら覚悟は必要
3つのポイントを伝えましたが、これらをその通りにしたとしても上手く行くわけではありません。売り手市場だからと言って舐めた態度で転職に望んでは、絶対にダメです。
サービス業という、コミュニケーションができれば誰にでもできる仕事と違い、IT業界の仕事は専門性が高く、慣れるまでは相当にしんどいです。その辛さに耐える覚悟が無いのであれば転職しないほうが幸せかもしれません。
ITの仕事は知的労働なので肉体労働と違い、常に勉強が必要になる仕事です。一生勉強し続ける!とはっきり言えるくらいの覚悟が無いとIT業界でやっていくのは難しいので、転職をする前にしっかり自分自身と相談してみてください。
転職するなら1歳でも若いうちに
少しでも転職の成功率をあげるためには、少しでも早く行動することをオススメします。私はたまたま運良く30歳未経験でIT業界に入ることができましたが、あと1歳でも歳を重ねていたらどうなっていたかわかりません。
そのくらい未経験で異業種に転職するには年齢の壁は大きいです。転職では若さは武器になります。でも転職した経験が無いと、履歴書の作成や面接対策が疎かになりせっかくの利点が活かせなくなることもあります。
そうならないために、活用すべきが転職サイトです。私はシンアドという転職サイトを使ってIT業界への転職を成功させました。
先程話した、ベンチャー企業や伸びている業界の求人も多くありますので、本気で転職を考えている方はぜひ使ってみてください。
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