「俺、このまま田舎暮らしでいいのかな。。」
「田舎で30歳まで暮らしてきたけど都会に出てみたい」
「30歳になったけど、東京で仕事をしてみたい」
こんなふうに思ったことありませんか?
私は、いつか都会に出てみたいと28歳くらいから思っていましました。
ただ、26歳で結婚し娘が2人いた私はすぐには上京できず、家族を説得し30歳で上京することができました。
その経験から30歳で上京するならこれは大事だというポイントを3つご紹介します。
- 上京する前の転職活動はお金のムダ
- 生活が安定するまでは人に頼ろう
- 都会に出ることを目的にしない
このポイント3つについて解説していきます。
上京する前の転職活動はお金のムダ
1つ目は上京する前(移住する前)の転職活動はお金のムダということです。
東京で仕事をしたいと思っていた私は転職活動を開始。家庭もあったので、次の職を決めた状態になってから上京しようと思っていたので、当時住んでいた山形から東京の企業に対して応募をしていました。
山形で勤めていた職場での営業成績は社内で表彰されるくらいの実績があり、学歴もそんなに悪くなかったので書類審査は通ると思っていました。
ただ、結果はことごとくダメ。
通った企業も面接で落ちるような状況で、山形にいながらの転職は結局1社も受かることはありませんでした。
私はなんとか上京を成功させたかったので、その結果を受け止め分析をしました。その結果、3つの原因が浮かびました。
1.書類の書き方、面接の受け答えが悪い
2.現状の実績が弱い(コンサル系を狙っていたので)
3.住所が山形なので信頼度が低い
この3つが分析した中で浮かび上がった仮説です。
1と2については、書類の書き方の研究や自己分析を深掘りし改善できますが、3の仮説については改善の余地がありませんでした。
思い切って無職になってから上京
なんとしても上京を成功させたかったので、地元山形で働いていた職場を退職し、上京してから転職活動を行うことにしました。
あとから詳しく書きますが、東京に住んでいた友人宅に住まわせてもらい住所登録をして、転職活動を開始しました。
え?なんと1社目で内定?
転職活動を開始して、10日ほどでいきなり内定をいただけました。
あれだけ苦労した、転職活動がいとも簡単に内定。。正直びっくりしました。
先程、分析で上げた1と2はそこまで改善できていなかったので、3の居住地の要素が遠方から転職する場合は大きいようです。
その後も何社か転職活動を行い、希望していた会社から内定をいただくことができました。
遠方からの転職は住所を移してから
私の経験から、遠方から転職する場合は居住地の要素が大きいようです。
企業側の気持ちになって考えてみたら
「この人、活躍してくれそうだけど内定出してから本当に東京にきてくれるのかな?」
「環境がガラッと変わるから、仕事や生活のストレスでパフォーマンス出ない可能性ありそう」
こんなふうに思っても全然不思議じゃないですよね。
私と同じような人材がいて、片方は山形住まい、片方は東京住まい。
あなたが東京の会社の人事担当ならどちらに内定を出しますか?
おそらく後者ですよね。私が人事担当ならそうします。
当たり前ですが、内定をもらいやすい状況を自分で作るしか方法はありません。
リスクはありますが、30歳で上京を成功させるにはそれくらいのリスクを取る必要があることを知っておきましょう。
生活が安定するまでは人に頼ろう
2つ目は「人に頼る」です。
1つ目で転職活動をする前に、住所を移しましょうと話をしました。ただ普通にすると結構お金がかかるし、最悪の場合はアパートを借りることが出来ない可能性があります。
なぜかと言うと。
アパートを借りる場合は「審査」が入ります。でも退職してからアパートを借りようとすると審査が通らない場合があります。ある程度貯金があれば、貯金残高を提示することで借りれることもあるようです。
初期費用が高い賃貸はなるべく避ける
アパートを借りる際は、一般的に1ヶ月分の家賃の5倍の金額がかかると言われています。
例えば、1ヶ月の家賃が6万円であれば、30万円の初期費用がかかります。これは、アパートを借りだけの費用なので、これに引越し費用や一人暮らしようの家電製品なども合わせるとプラスで20〜30万くらいはします。
そうすると移住するだけで60万円が一気にぶっ飛びます。独身でお金に余裕があるのであれば問題ないかもしれませんが、私は結婚もしていて娘も2人いたので金銭的に余裕はありませんでした。
友人のアパートに同居させてもらう
そこで私がとった方法は、東京の友人のアパートに同居したことです。もちろん、ずっとではなく仕事が決まり安定するまでという期限付きです。
この友人のおかげで、初期費用60万円かかるところを、5万円に抑えることができました。友人には感謝しかありません。
頼れる人がいないならシェアハウスがおすすめ
私のように友人が東京にいるという方だけではないと思います。
そんな方にはシェアハウスがおすすめです。私も友人にお願いする前まではシェアハウスで検討をしていました。
シェアハウスを知らない方のために簡単に説明します。
また、私が思うシェアハウスのメリットは5つです。
- 初期費用や家賃が安い
- ランディングコストが低くなるので精神的に安定する
- 比較的都心に住める
- 家具家電付きなので買う必要がない
- 友人ができる
家賃が安くて、家電付きと至れり尽くせりです。正直、私が調べていた3年前よりもサービス内容や住まいの綺麗さが格段に良くなっています。
私が調べた中で良かったところはクロスホームのシェアドアパートメントです。
クロスホームの良さは、低家賃で家具家電付きの他に「物件間を無料で移動」できることです。
都会に住むとわかるのですが、どの路線の近くに住むかで職場までの通勤時間が全然違います。賃貸の場合、物件を決めてからは引っ越すたびに初期費用がかかるので自由に動けません。
ですが、クロスホームなら300物件から無料で移動できるのは非常に大きなメリットです。もちろん、空き状況にもよると思いますが使わない手はないと思います。
今は上京サポート支援サービスもある
がっつり東京で仕事はちょっと怖い。。という方に向けたサービスも今はあるようです。住まいもあり仕事も紹介してくれるサービスなので、環境に馴染めるかどうか試したい方には良いかもしれません。
ただ、紹介してくれる仕事に幅があまりないので、仕事にこだわりが無くまずは東京に行きたい!という方におすすめですね。
都会に出ることを目的にしない
3つ目は「都会に出ることを目的にしない」です。
このポイントが一番重要だと思っています。
私のもともとの目的はこの5つでした。
- ビジネスマンとして実力を上げたい
- IT系の仕事がしたい
- 日本のビジネスの中心である東京で仕事がしたい
- 子育てを田舎ではなく都会でしたい
- 収入を上げたい
この目的を達成するためには、東京に出ることが私には一番の近道でした。
都会に出る目的はなんですか?
このブログを読んでいる皆さんには、都会に出るための目的がしっかり定まっていますか?
こんなことを言うと
「環境を変えることで何か変わるかもしれないじゃん!」
という声が聞こえてきそうです。
確かにそれもあるかもしれません。
でも、私の友人達を見る限り、目的もなく東京(都会)に出てきている人は、都会の誘惑に負けて尽く失敗しています。数年で実家に帰った友人を何人も知っています。
もちろん、それが悪いわけではないです。ただ、都会に出ようと考えているこのブログを読んでいる皆さんには「なぜ、都会に出るのか?」を今一度考えてほしいです。
その答えが明確なのであれば、その都会での暮らしは今よりも楽しいものになっているはずです。何より、私がそうなのでww
最後に
私自身、山形から東京に出て働いていますが、充実度は遥かに今が高いです。大変なこともありますが、チャレンジすることで得られる満足感は田舎では味わうことができませんでした。
このブログは、私のように都会に出てチャレンジしたいことがある方に向けて書いています。1人でも多くの方がより良い上京ライフを過ごせるように私が経験したことを発信していき参考にしていただけたら幸いです。
Twitterもやっているので、質問や聞いてみたいことなどありましたら、お気軽にご連絡ください!お待ちしております!
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