田舎の給料って低いですよね?
実際に住んでいる人ならわかると思いますが、私の住んでいた山形県のハロワ求人は正社員でも月給15万円が普通でした。
「田舎だからしょうがないよねー」と山形にいたときは思っていて、ただ環境が違うから給料が低いんだと思っていました。
私は東京に出てもうすぐ3年になりますが、率直に感じたことを書きたいと思います。
給料が低いのは田舎だからではない。
結論、田舎の人の給料が低いのは、場所が田舎だからではありません。単純に能力が無いということです。もちろん人口などのマーケットの違いはありますが、今はインターネットの時代です。ものを売ろうと思えばどこからでも売ることができます。でも誰もやろうとしないのは、その能力がある人がいないからです。
私が勤めていた山形の会社も超アナログで50人くらいの部署なのにパソコンは5台だけでした。世の中はどんどん便利になっていき生産性を上げることができるのに、そこで働く人達がアップデートしないのです。
現状維持では、後退するばかりである。
現状維持では、後退するばかりである。
これはウォルト・ディズニーが発した名言の一つです。
意味はそのままで、現状維持は後退するということです。これを聞いて、「え?現状維持なんだから後退はしていないじゃん」と思った方は結構ヤバイので考え方を改めたほうがいいかもしれません。
わからないと感じた方のためにグラフを書いてみました。
縦が成長軸、横が時間軸です。
黒い線が現状維持をしている状態で、赤い線が競合などの競争相手の線です。見て分かる通り、時間が経つことで位置が逆転しています。現状維持のまま時間だけが進んでいくと周りからおいていかれることになり、会社で例えると倒産に追い込まれることになっていきます。
私が田舎で感じていたのがまさに現状維持の黒い線でした。毎日同じ仕事で、新しい情報も入ってこない。失敗しないように無難に過ごすことが正しいとされているかのようでした。
都会で感じたことは全く逆でした。バリバリのビジネスマンたちが朝から晩まで一生懸命に仕事をして、新しいことにビビりながらも必死で立ち向かう姿は本当に尊敬しかありませんでした。
田舎のビジネス戦闘レベルはサタン以下。
一生懸命努力してきたサタンと、田舎の人を一緒にするのは失礼かもしれませんがご了承くださいww
前章でも話しましたが、田舎の人達はアップデートせず現状維持のまま、勉強もせずに過ごしている人がほとんどです。都会にも一定数いると思いますが、割合で言えば田舎のほうが多いと私は感じています。
ちなみに、私が東京に出てきたときのビジネス戦闘レベルはサタン以下でした。
スペックはこんな感じです。
- メールの打ち方がわからない
- 名刺交換の仕方がよくわかっていない
- タイピングできない
- Excel、Word、PowerPointer使えない
- Googleドライブの存在を知らない
- 電車の乗り方わからない(地下鉄とJRの違いも知りませんでした)
- 貯金0円(関係ないか)
こんな感じでした。ちなみにこれは新卒1年目ではなく、私が30歳のときのスペックです。サービス業の仕事をしていたということもありましたが、当時はこんな状況でした。
これだけ見ると「いや、お前だけだよ。そんなスペック!」と思うかもしれませんが、私の周りの先輩後輩は全員こんな感じでした。むしろこれでも私が一番パソコンができるレベルでした…
こんな環境の中にいると、自分のレベルが低いことに全く気づかないんですよね。私はとある本と出会い(人生で初めて買ったビジネス本)考え方を改めるきっかけをもらい東京に出ることにしたのですが、田舎でずっと仕事をしている人は自分がサタン以下だと気づかないまま生きています。(それはそれで幸せかもしれませんが)
まとめると
田舎の人は、東京の人たちが当たり前にやっている
・勉強
・スキルアップ
・レベルの高い仕事への挑戦
を全くしていません。それで給料が低い状況になっていたとしても、それは自業自得なのでは?と私は考えています。
最後に
田舎にいる人で、今すぐここを出て都会で仕事をしたい!環境を変えたい!と思っている人もいると思います。私は山形から出て約3年東京で働いていますが、田舎とは180度環境が変わります。これは保証できます。
ただ、大きく環境が変わる分、肉体的にも精神的にも金銭的にもしんどい状況になることは覚悟しておいたほうがいいです。旅行じゃないので楽しいだけではないです。それでもチャレンジしたい!と思う方にとっては東京は素晴らしい環境です。ぜひ、一歩を踏み出してみてください。
コメントを残す